アンチエイジング コエンザイム10
2011-10-05 00:55
寺尾クリニカ
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コエンザイムQ10はからだのあらゆる細胞に存在し、わたしたちが生きるためには欠かせない働きをしている補酵素です。 コエンザイムQ10はもともとわたしたちの体内で合成されている物質で、足りなければ生死に関わるほどコエンザイムQ10効果は重要なものです。

<コエンザイムQ10の働きは2つあります>
ひとつは、食事の糖や脂肪、アミノ酸などを生きるためにエネルギーに変えてくれる 働きです。体内では細胞の中のミトコンドリアと呼ばれる小器官によってエネルギー が作り出されています。これがないとうまくエネルギーが生産できないということ がわかっています。

もうひとつは、細胞を活性酸素による酸化から強力に守り、若々しいカラダを維持し老化から守る働きを持っています。 細胞のミトコンドリアに入っていける唯一の抗酸化物質といえます。

<抗酸化作用>
金属が酸化して錆びるように人間の体を作っている細胞にも酸化は起こります。 この酸化の原因は活性酸素です。活性酸素はウィルスや細菌などを攻撃する良い面もありますが、増えすぎてしまうと正常な細胞やDNAに対しても攻撃をしてしまい、ガン、老化、糖尿病、動脈硬化など様々な病気を引き起こす原因となってしまいます。抗酸化物質としてビタミンEが有名ですが、細胞脂質の酸化を最も防止するビタミンEはコエンザイムQ10がないと抗酸化力が発揮できないどころか逆に酸化を促進してしまうのです。 コエンザイムQ10は、増えすぎた活性酸素を減らすことによって、体の内側から美しく健康にしていきます。

<年齢とともに減少します>
多くの臓器のコエンザイムQ10濃度は20代をピークに減少していきます。
もっとも重要な臓器である心臓では、40代で30%、80代で50%以上のコエンザイムQ10が失われます。コエンザイムQ10が減り、不足すると心臓の機能が低下してしまいます。その結果、慢性的な疲れ、肥満、足のむくみ、動悸、息切れ、疲労感、低血圧、心筋梗塞や脳卒中、がんなどの生活習慣病、心疾患の悪化などさまざまな疾病を引き起こすとが考えられます。

<効果>
ダイエット
コエンザイムQ10は代謝速度をあげ、体重の減少に寄与することが明らかにされています。 コエンザイムQ10の補給によりカロリーの燃焼速度が増加することが分かっています。肥満患者を対象に、100mgのコエンザイムQ10を8〜9週間摂取した実験では、コエンザイムQ10欠乏者の体重減少量は、コエンザイムQ10レベル正常者の体重減少量の2倍以上だったそうです。食べても太らない人は血液の中に高レベルのコエンザイムQ10を含んでおり、細胞の中で代謝によるエネルギーの効率化を高め、減量を促進します。

美容
コエンザイムは肌を紫外線による活性酸素のダメージから守り新陳代謝を促し、肌の衰えを改善します。また皮膚に塗ることによるシワの改善効果が確認されています。

疲労回復
疲労の原因はエネルギー不足。疲労がたまると、体が動かないだけじゃなく、集中力や思考力も低下します。そこで、コエンザイムQ10が必要なエネルギーを作ってくれます。疲れが取れない、不眠、微熱、片頭痛などの症状はコエンザイムQ10によって改善します。

当院においても、サプリメントを提供しておりますのでご連絡ください。
今度は注射も考えております。

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