日本の研究では、ビタミンCの高血圧に対する有効性は示されなかったが、イタリアのピザ大学でおこなわれた研究では、ビタミンCを静脈注射した高血圧患者で、平均7%の降圧効果がみられています。交感神経のはたらきも、11%抑制されました。
今回、アメリカのStephen P. Juraschekが行った研究では、ビタミンCには血圧を低下する効果があることが示されました。一般人では、ビタミンCの投与により、最高血圧で3.84mmHg、最低血圧で1.48mmHgの低下がみられました。高血圧患者の場合には、それぞれ4.85mmHgと1.67mmHgに低下幅が拡大しました。
当院では高濃度ビタミンCの点滴を行っております。以前にも述べましたが、ビタミンCには、コラーゲンの合成に働き、皮膚、血管、粘膜、骨を強くしたり、 抗酸化作用 、慢性疲労症候群の緩和、ヘリコバクターピロリの増殖を抑制、ボケ防止、発ガン物質ニトロソアミンの生成を抑制、抗ガン剤であるインターフェロンの体内合成を促進、白血球の働きを強化するため抗ガン作用、抗ウイルス作用、解毒作用、抗ストレスホルモン(副腎皮質ホルモン)の生成などの素晴らしい働きがあります。
ご希望の方はご相談下さい。
料金は、高濃度ビタミンC15gが9000円です。
(なお今までは10000円でした。)