健康寿命とは、平均寿命から日常生活を大きく損ねる病気やけがの期間を差し引いたもので、「健康体で生活できる寿命」ということになります。2007年の世界保健機関(WHO)の資料によると、日本の平均寿命は男性78.63歳、女性85.49歳、平均健康寿命は男性72.3歳、女性77.7歳とされ、その差は男性6年、女性8年です。つまり、それは要介護や寝たきり状態など、自立した生活を送ることのできない「不健康期間」が6〜8年あるということを示しています。日本は平均寿命も健康寿命も世界1ですが、今後はわかりません。
今後は、平均寿命を延ばすだけでなく、健康寿命を延ばし、不健康期間を減らすこと大切であります。早い時期から健康な生活習慣を確立し、発病予防に注意をして生活をする必要があります。具体的には健康診断を受け、自分の体を常に把握すると同時に、禁煙をし、ストレスを少なくし、運動や食事に気をつけて病気の予防をすることがとても大切です。