夏の咳は危ない
2013-06-14 12:21
寺尾ｸﾘﾆｶ最近､風邪をひいてないのに咳がでる方が多いですが､そのような方は､夏型過敏性肺臓炎の可能性もあります｡
夏型過敏性肺臓炎は､ﾄﾘｺｽﾎﾟﾛﾝ･ｱﾎﾟﾛというｶﾋﾞを吸い込むことで起こる肺炎です｡ﾄﾘｺｽﾎﾟﾛﾝ･ｱﾎﾟﾛは､ｴｱｺﾝのほか台所や浴室にも多く繁殖しています｡特に､梅雨時には繁殖しやすいです｡
夏型過敏性肺炎の症状は､咳や痰､発熱､悪寒といった症状から始まりまり､悪化すると呼吸困難となります｡
その特徴は､夏の間だけ咳がでますが秋には改善します｡
しかも､夏場に間家にいると咳がひどくなり､外出すると改善します｡
また､慢性化すると数年間繰り症状が返します｡
診断にはﾚﾝﾄｹﾞﾝ検査､肺機能検査､血液検査などが必要です｡
私もこの病気の患者さんを診断､治療をしたことがありますが､症状がひどいときは入院が必要です｡この時期の長引く咳は夏型過敏性肺臓炎の可能性があります｡
お困りの方はご相談ください｡
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