副流煙は、主流煙の数倍ないしそれ以上の有害物質を含んでおり、非常に危険であると警告されています。例えば、アンモニアは100倍の濃度です。米国環境保護局は、環境たばこ煙をAクラスの発癌性物質に分類しています。また、 米国のタバコ会社自身による実験においても、種々の発癌性物質の濃度が、主流煙よりも副流煙において高いことが示されています。受動喫煙により、癌や心臓疾患などのリスクが増加することが知られており、公共の場、飲食店、職場環境あるいは家庭などの様々な場所や状況において、社会的な問題となっています。最近では、職場においても禁煙が進んでいますが、まだ不十分であり、受動喫煙に悩んでいる方もたくさんいらっしゃいます。受動喫煙は人に有害であり、十分に考慮されるべきですが、日本はこの点に関してはまだ遅れています。JTは、米国のタバコ会社のように実験は一切していません。悪いデータがでるのは分かっているからです。国もそれも認めています。国民が犠牲になっています。職場において受動喫煙に悩まれていらっしゃる方は、是非ご相談ください。根本的な治療はできませんが、症状に応じた治療はできます。