国立癌センターの統計
全がん
1)男性で60歳代から罹患率が増加。
2)女性で40歳代から50歳代と70歳代後半以上で罹患率が増加
部位別では
1)胃がん・・・男女とも30歳代以上のほぼすべての年齢層で罹患率が減少。
2)大腸がん(結腸がん、直腸がん)・・・男女とも40歳代後半から罹患率が増加。
3)肝臓がん・・・生まれた年代によって罹患率が異なる。
4)肺がん・・・生まれた年代によって罹患率が異なる。
5)前立腺がん・・・60歳代から罹患率が増加。
6)乳がん・・・30歳代後半から罹患率が増加。特に40歳代後半から50歳代前半の罹患率増加が目立つ。
7)子宮がん・・・20歳代から30歳代では罹患率が増加。50歳代から罹患率が減少。
8)卵巣がん・・・40歳代から罹患率増加が目立つ。
上記のデータからわかるように、癌が40歳から増加しています、臓器別では胃がんは減少していますが、乳癌、卵巣がん、子宮頸がん、大腸がんが増加しています。
これは栄養過多が原因だと考えます。特に内臓肥満の人は大腸がんになる確率が高いです。肥満はがんになりやすいので注意すべきです。当院ではダイエットの治療をおこなっております。
大腸がんの早期発見のために便検査をしましょう。