最近、咳が止まらない方が多く来院されていますが、内科で風邪と診断され内服しても症状が改善しないことが多いです。これは、診断が誤っているが、治りにくい風邪である可能性があります。
やはり、専門の医師が、診察をして検査をしないと誤診することがあります。
さらに、最近の医師は、聴診や触診をしないで診断することが多い傾向にあります。
自分の耳で聞いて、自分の手で触って診断すべきです。
研修の時に習った基本の診察をしなくなっています。
これでは、誤診が増えて癌などの重大な病気を見逃すことになると思います。
先週は慢性気管支炎、喘息、結核疑いの方を診断しました。
検査と聴診などで診断がつきます。
咳を軽く見ていると、取り返しのつかないことになる可能性がありますので注意してください。