5月31日は世界禁煙デーです。
医療従事者は本来、患者に禁煙指導をすべきであると考えます。
ある調査によると、医師、薬剤師の喫煙率は1割未満と低い傾向で、歯科医師の喫煙率は国民平均と同程度、看護師は平均の2倍以上といわれています。
私が依然勤務していた病院においても、看護師の喫煙率はかなり高かったと思います。
タバコには、放射性物質が含まれており、これから子供を出産する年齢の女性は絶対に喫煙すべきではありません。
以前にも書きましたが、私が担当していた28歳の女性が肺癌で死亡しました。彼女は10年間喫煙していました。
ただでも、人口が減少している日本において、若い人が喫煙で死亡することは、この国においてはあってはなりません。
医師は各学会において、喫煙者は除名になっておりますが、他の医療従事者も禁煙を強制すべきだと思います。患者を指導する上で、見本となるように禁煙すべきです。
政府もそろそろ、禁煙運動を本気で推進すべきです。