国はがん・脳卒中・心臓病・糖尿病の4大疾病に、近年患者数が増加している精神疾患を追加させ、5大疾病を国民の病気とした。厚労省では、うつ病や統合失調症などの精神疾患の患者数が323万人であり、糖尿病(237万人)やがん(152万人)などの疾患をはるかに上回ったことから。また、年間3万人を超える自殺者の多くは精神疾患を罹患していた可能性があり、今後、自殺者を減らすことつまり精神疾患を減らす努力をしてきた。その努力のためか、平成24年、25年と2年連続で自殺者の数は減少しています。
しかし、精神疾患は認知症を含めて減少していません。このことに関してはさらなる努力が必要です。高齢化がさらに進む中で認知症患者が、さらに増加する事が予想されるので、早急なる行動力が必要です。
現役世代においては、職場におけるストレスによる精神疾患が多いので、職場環境のチエックが常に必要で、社員が心身ともに健康で仕事ができるような職場環境が求められます。
当院では、患者さんが、職場環境のストレスに上手く対応できるように努力しています。