病気は、医師だけが治すものではありません。
患者さんが本当に病気を治そうとする気持ちがなければ、病気はいつまで経っても治りません。
また、薬だけで治るものでもありません。
患者さん自身が、環境を変えたり、考え方を変えたり、生活習慣を変えたりすることも大切です。
医師が助言しても、なかなか聞き入れななったり、必要な検査を進めても1−2年も行わないのでは、医師も治そうとする気持ちがなくなります。
医師は病気を診断し、病気を治す手助けをすることが仕事です。
医師は患者さんからのいろいろな悩みに耳を傾けますが、どのように生きるかは自分で考えて決めてもらいたいです。
医師のできることには限界があり、できることは微力です。
やはり、患者さんの治そうとする気持ち、体力、免疫力、努力、精神力などが必要だと思います。
風邪の場合も薬の服用だけではなく、生活環境や食事や安静などにも配慮をしなければ治りません。
医師と患者さんがともに協力しなければ病気は治りません。