高コレステロール血症治療薬のスタチンには、血中コレステロールを低下させるだけでなく、抗炎症作用や免疫調整作用もあることが知られていますが、米国・オレゴン州公衆衛生局のAnn Thomas博士らが、Journal of Infectious Diseases 2011年12月13日オンライン版に発表した研究で、インフルエンザに罹患して入院している患者の死亡率を低下させる効果があることが明らかになりました。
高コレステロール血症治療薬を服用している方はインフルエンザに対して抵抗力があるようです。しかし、油断しないで下さい。くれぐれも予防が大切です。