睡眠時無呼吸症候群は睡眠時に気道が閉じる閉塞型と、脳の呼吸中枢の障害により居級が停止する中枢型の2つに分類されます。
一般に太った男性の閉塞型がよく知られているために、リスクがあるのは男性ばかりかと思われがちですが、日本でも患者数は男性2に対し女性1の割合と推定されており、女性にも無縁のものではありません。
太った方ばかりでなく痩せている方も多いです。むしろ日本人の顔の骨格によると思われます。
スペイン・セビリアValme University HospitalのFrancisco Campos-Rodriguez博士らがAnnals of Internal Medicine 2012年1月17日号に発表した研究で、閉塞型睡眠時無呼吸が、女性の心血管疾患による死亡リスクに関連しており、また持続的気道陽圧法(CPAP)により、そのリスクが低減可能であることが明らかになりました。
女性でもいびきをかく方は一度、検査をされたほうが宜しいです。