全般性不安障害は稀な病気ではなく、患者数はパニック障害よりも3−4倍多く、5%くらいが経験する病気と言われ女性は男性の2倍であると報告されています。
慢性的な不安、過敏、緊張、イライラ、集中困難などの精神症状と、筋肉の緊張、首や肩のこり、頭痛、震え、動悸、息苦しさ、めまい、頻尿、下痢、疲れやすい、不眠などの多様な身体症状がみられます。 何かにつけて過度の不安・心配がつきまとい、慢性的に症状が続く(6カ月以上)のが特徴で、不安は種々の精神・身体症状を伴っています。多くの患者さんは身体症状のほうを強く自覚し、どこか体に異常があるのではないかと考え、あちこちの病院で診察や検査を受けるのが常ですが、症状の原因になるような異常は見当たりません。
日常生活のストレスの影響を受け、気分がよくなったり悪くなったりしながら何年にもわたって続きます。途中から、気分が沈んでうつ状態となり、うつ病に移行することもあります。慌てないで治しましょう。お悩みの方はご相談ください