今週、肺癌の患者さんが来院されました。
喫煙は肺癌の要因であることは誰もが知っていると思います。
ほかの癌、心筋梗塞などの原因であることも明らかです。
しかし、政府はタバコの販売を許可しています。
やはり、この国の政治家はおかしい。
ある統計によると
喫煙者は非喫煙者に比較して4倍以上、肺癌になりやすい。
禁煙すれば、すぐに肺癌にならないというわけではなく、
禁煙して9年以内なら3倍
禁煙して10から20年なら1.8倍
禁煙して20年以上なら非喫煙者と同等です。
今回、来院された方も禁煙してから15年ぐらいでした。
やはり、禁煙しても20年未満の場合にはまだ、肺癌になる確率が高いので、
十分注意をする必要があり、定期てきにレントゲンを撮る必要があります。