最近、発達障害の方が多く来院しています。
現在、30から40人の方が治療しています。
発達障害は本人が生活しにくいと感じた時に治療をすればいいのです。
発達障害の治療は、精神的な治療と薬物治療と環境の改善などがあると思います。
やはり、本人の治そうする意思と努力が必要です。
さらに、本人の環境(家族、学校、会社など)の理解と協力が必要です。
先日、発達障害の患者さんが、会社に診断書を提出したところ、会社の社長
から、私に電話がありました。その内容は、患者さんにどのような仕事をしてもらえば
良いかという事でした。この様に、職場な管理者が患者さんのために仕事しやすい環境
を作ろうとしてくれる気持ちが非常に大切だと思います。
さらに、家庭、学校においてもこのような関わりがあると良いと思います。
しかし、現在のところ、このような配慮は少ないのが現状だと思います。
やはり、日本という国は欧米に比較しおてかなり遅れていると思います。
あくまでも、患者さんが治そうとする気持ちがなければ始まりません。
自分の病気を理解し、社会の中で生きてゆくよう努力することが大切で、自分を甘やかしていては先に進めません。特に、若い方は希望を持って頑張ってください。必ず、報われます。