■結核の現状
結核菌の感染者は、世界の人口の約3分の1と言われています。そのうち毎年920万人が発症し、170万人が亡くなっています。発症の51%はアジア、30%はアフリカです。
我が国の結核に罹患する確率は人口10万対19.8であり、欧米の4倍以上です。
結 核菌の感染経路は空気です。したがって不特定多数の人が出入りするカラオケボックスやマンガ喫茶、ネットカフェなどの密閉された空間では空気感染が起こり やすく、若い人々も結核の危険にさらされています。喫煙習慣がある人は特に発病しやすい傾向にあります。日本でも薬剤耐性結核菌が増えていて、どんな薬剤 も効かずに死亡に至るケースもあります。
罹患率が最も多いのは、大阪で2位は東京です。
新宿は東京の平均の2倍であります。
■特徴
1)高齢者の発症が多い
2)重症患者が多い
3)薬が効かない症例が多い
4)集団感染が多い
5)若者の発症も増加している
6)診断の見逃し、遅れが多い
(結核を知らない医師が多いため)
7)外国人の患者が多い
■症状
発熱、寝汗、体重減少、咳嗽、血痰、胸痛
■検査
胸部レントゲン、喀痰検査、胃液検査
■治療
抗結核剤(4剤)