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これまでの医学では、肉体的欠陥を精神面と切り離し、肉体的側面から診療してきました。しかし、我々人間は、肉体と精神を切り離すことはできず、お互いに 影響しあっているものであり、様々な病気の諸症状の背景には心理的なものが横たわっています。従って、肉体と精神の両面から統合的に診てゆく必要性があり ます。このような診療を行うのが心療内科であります。内科的な病気が、精神的な症状を引き起こすこともあります。従って、血液検査、レントゲン検査、心電 図検査、超音波検査などの検査を行い内科的な(肉体の)病気が存在するかをチエックするのが心療内科であり、精神科と異なります。

今まで、心療内科で診る疾患は、主に心身症だけでした。
心身症とは、精神的なストレスなどにより、体にさまざまな異常を来す疾患です。
心 療内科で取り扱うのは、具体的に心気症、摂食障害、パニック障害、うつ状態、睡眠障害、動悸、自律神経失調症、過敏性腸症候群、心因性嘔吐症、慢性疼痛、 慢性疲労症候群、頭痛・緊張性頭痛、心因性の発熱やめまい、コントロールの難しい糖尿病・肥満症、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、癌患者のケア食欲低下な どがあります。

しかし、現代はストレスが多い社会と言われており、うつ病、適応障害、神経症(社会不安障害、強迫障害など)などの精神疾患が増加 しております。従って、心療内科においても、精神疾患も診るようになってきており、当院は心療内科でありますが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、 PMS(月経前症候群)、おとなのADHD(注意欠陥多動性障害)、アスペルガー症候群、認知症などの疾患も診ています。特に、最近では、心療内科を不 安、睡眠障害、気分の落ち込みなどの症状で受診される方に中に、発達障害(ADHD、アスペルガー症候群など)が、根底に存在することが多く、発達障害の診断および治療に力を注いでおります。ADHDに関しては、内服治療である程度症状が改善しますが、後で述べますような認知行動療法を併用することによ り、さらに、社会生活を上手に送ることが出来るようになります。

当院における心療内科の治療は、内服大量に服用するだけの治療ではなく、内服治療に認知行動療法を併用して治療してゆきます、それにより、内服する薬の種類と量が減り、副作用が軽減し、経済的負担も軽減します。

患者さんは、ひとりでは、自分を客観的に見ることが難しく、同じような考え方を繰り返してすることが多いです。そこで、医師は、患者さんの考え方を分析し、 患者さんと一緒に既存の考え方を良いものに修正して、患者さんが職場や学校や家庭に上手く適応し、生きてゆけるように指導します。これが、認知行動療法で す。認知行動療法は、結果が出るまでにある程度の時間が必要であり、学習したり実践したりと患者さんも努力が必要ですが、非常に有益な治療法です。
心療内科の疾患
・うつ病
・睡眠障害
・パニック障害
・摂食障害
・社会不安障害
・月経前不快気分障害
・自律神経障害
・適応障害
・過敏性腸症候群
・心的外傷後ストレス障害(PTSD)
・慢性疲労症候群
・発達障害
   -大人のADHD
   -学習障害
   -アスペルガー症候群
その他
・自立支援医療(精神通院医療)

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