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適応障害
過敏性腸症候群
自立支援医療(精神通院医療)
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
慢性疲労症候群
大人のADHD
適応障害
最近、適応障害の方が多く来院しています。
適応障害は、ストレスにより、日常生活や社会生活、職業・学業的機能において著しい障害がおき、一般的な社会生活が送れなくなるストレス障害であります。ストレスが本人の処理能力を超え、ストレスに対して脆弱(ぜいじゃく)である時に、生じる心理的な機能不全であります。適応障害の発症に関しては、個人要因が大きな役割を果たしていますが、ストレスがなければこの状態は起こりません。従って、本人に多雨する治療と並行して、ストレスの原因となる環境の改善が必要であります。

症状

・不安
・抑うつ
・不眠
・ストレス性胃炎
・食欲不振
・倦怠感
・頭痛
・吐き気

適応障害は軽度のうつ病と症状が似ており、そのまま放置するとうつ病になる場合があります。
また、真面目で忍耐強い方ほど適応障害にかかりやすいです。

お悩みの方はご相談ください。
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過敏性腸症候群
腹痛とともに、便秘や下痢が長期にわたって続く病気で、以前までは過敏性大腸といわれていました。しかし、大腸だけでなく小腸を含めた腸全体に異常が見られたため、過敏性腸症候群と呼ばれるようになりました。

頻度

日本人の約10〜15%に認められ、消化器科を受診している方の約30%を占めると言われています。

年齢、性別

20〜40代が最も多く、男性1:女性1.6の比率で、やや女性に多くみられます。

分類

便の頻度により以下のように分けられます。
・便秘型
・下痢型
・交代型

また、男性は下痢型が多く、女性は便秘型が多いです。

原因

過敏性腸症候群は感染性腸炎のあと発症することが分かっておりますので、免疫異常の可能性があります。また精神的負担は、症状を悪化させることもありますので注意しましょう。

症状

便通異常または腹痛(突発的に起こる刺し込む痛み、または継続する鈍い痛み)です。

治療

生活・食事指導
生活習慣を見直す。
過度なアルコールの接種や香辛料は控える。
食物繊維を摂取する。
精神的負担を減らす。

薬物療法
抗不安薬、抗うつ薬、消化管運動調節薬

心身医学的治療
認知行動療法など
 
の3つが基本になります。
お悩みの方はご相談ください。
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自立支援医療(精神通院医療)
以下に自立支援医療についての資料を示しますので、対象と思われる方はお読みください。

対象者

精神疾患を有し、通院による精神医療を継続的に要する程度の病状にある方
※区市町村民税(所得割)が23万5千円以上の世帯の方は、原則として対象外となりますが、「重度かつ継続」の障害に該当する場合は、平成21年3月まで経過的特例により対象となりますので、詳しくはお問い合わせください。
なお、今後の取扱いについては、国において現在検討中とされています。
(東京都福祉保健局ホームページより引用)

対象となる医療

精神障害及び当該精神障害の治療に関連して生じた病態や当該精神障害の症状に起因して生じた病態に対して入院しないで行われる医療が対象となります。
精神通院医療の対象となるか否かは、症例ごとに医学的見地から行われます。一般的に感染症(特に慢性のもの)、新生物、アレルギー(薬物副作用によるものを除く)、筋骨格系の疾患については、精神障害に起因するものとは考え難いと言えます。
(東京都福祉保健局ホームページより引用)

手続方法

お住まいの区市町村の担当窓口(特別区地域は保健所・保健センター等、市町村地域は市役所・町村役場障害者福祉主管課等)に次の書類を提出してください。
更新は1年ごとで、有効期限の3か月前から申請できます。
(東京都福祉保健局ホームページより引用)

必要書類

自立支援医療費(精神通院)支給認定申請書
自立支援医療診断書(精神通院)※
医療保険の加入関係を示す書類(受診者の名前が記載されている医療保険被保険者証等)
世帯の所得状況等が確認できる書類(区市町村民税課税・非課税証明書等)
※有効期間が1年以上ある、診断書に基づいて交付された精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方が、自立支援医療を新規で申請する場合は、診断書によらず手帳の写しで申請することができます。ただし、「高額治療継続者(重度かつ継続)」として申請する場合は、別途、意見書の添付が必要です。
※手帳と同時に申請する場合は、手帳用の診断書1枚で申請することができます。ただし、「高額治療継続者(重度かつ継続)」として申請する場合は、別途、意見書の添付が必要な場合があります。
(東京都福祉保健局ホームページより引用)
 
公費負担額

1.医療に要する費用。ただし、各種医療保険等を先に適用します。
2.介護保険法による訪問看護に要する費用(精神通院医療に関する訪問看護に限る)。ただし介護保険を先に適用します。
(東京都福祉保健局ホームページより引用)
 
自己負担額

医療費の原則1割の負担があります。
ただし、世帯(※)の所得や疾病等に応じて、自己負担上限月額が設定されます。
※医療保険の加入単位(受診者と同じ医療保険に加入する方)をもって、原則として同じ「世帯」として取り扱います。
また、社会保険加入者、後期高齢者医療制度加入者又は区市町村国保加入者で、区市町村民税非課税世帯の方については、自己負担分を東京都又は区市町村国保が負担しますので、自己負担はありません(介護保険法による訪問看護に要する費用に関する自己負担は除く)。
(東京都福祉保健局ホームページより引用)

利用方法

認定された場合は、「自立支援医療受給者証(精神通院)」が本人に交付されます。
有効期間は、申請受理日から1年間です。
受給者証に記載された医療機関等の窓口で保険証等と一緒に受給者証を提示することにより、窓口負担が軽減されます。自己負担上限月額が設定されている方は、「自己負担上限額管理票」も必要です。
(東京都福祉保健局ホームページより引用)

ただし、社会保険加入者又は後期高齢者医療制度加入者で住民税非課税世帯の方が、都外の医療機関等を利用する場合で、当該医療機関等が東京都の医療費助成制度の取扱いをしていないときは、東京都医療費助成分(自己負担1割分)について、下記に掲載した申請書の「療養証明」欄に医療機関等の証明を受け、必要事項を記入の上、東京都に請求してください。
(郵送可。請求先:福祉保健局障害者施策推進部精神保健・医療課)

対象となる医療機関等

指定自立支援医療機関(精神通院医療)
※都内における指定自立支援医療機関の一覧及び指定申請書類等は、「東京都障害者サービス情報」 の中の「書式ライブラリ」に掲載されていますので、そちらを御覧ください。
 


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心的外傷後ストレス障害(PTSD)
PTSDとは災害(地震、火災)や事故(交通事故)、犯罪、戦争などの強烈な非日常体験、 DV(ドメスティックバイオレンス)や虐待など人間関係内における傷害体験など、想像を超えた耐えがたい体験により、精神障害を引き起こすことです。

最近では東日本大震災があります。
幼児などの脳の成長過程でそのような体験をすると脳の発育に障害を引き起こすことが分かっています。
病状が1ヶ月以上続いている方はPTSDと診断し、1ヶ月未満の方にはASDと診断します。
また、3ヶ月未満の方は急性PTSD、3ヶ月以上の方は、慢性PTSDと診断します

症状として、以下の3つが挙げられます。

・フラッシュバック
事故などの体験(原因となった体験)をいきなり思い出し、再体験することです。

・回避行動
原因となった体験(人物)に関する事を回避することです。

・覚醒亢進
小さな刺激にも過剰に反応します。 
イライラや不安など感情の起伏が激しく、不眠になります。
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慢性疲労症候群
明らかな原因がないのに倦怠感、疲労感を感じるものです。

慢性疲労症候群という病名がアメリカで生まれたのは1980年代です。
女性に多い傾向があり、20歳代から40歳代の発症が多いのが特徴です。

症状(以下の症状が6ヵ月以上にわたり持続または繰り返し生ずること)

 1.徴熱(腋窩温37.2〜38.3℃)ないし悪寒
 2.咽頭痛
 3.頚部あるいは腋窩リンパ節の腫張
 4.原因不明の筋力低下
 5.筋肉痛ないし不快感
 6.軽い労作後に24時間以上続く全身倦怠感
 7.頭痛
 8.腫脹や発赤を伴わない移動性関節痛
 9.精神神経症状(いずれか1つ以上): 光過敏、一過性暗点、物忘れ、易刺激性、混乱、思考力低下、集中力低下、抑うつ
 10.睡眠障害(過眠、不眠)
 11.発症時、主たる症状が数時間から数日の間に出現
 
(厚生労働省 慢性疲労症候群診断基準)
 
治療

心身の休養です。必要に応じて薬物治療、精神療法があります

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大人のADHD
ADHD(注意欠陥・多動性障害)は発達障害のひとつです。
ADHDの症状は、成長すると改善するといわれていましたが、50-70%の人は成人になっても症状が残るといわれています。
この病気はまれではなく、10人に1人いると言われています。
子供のころは、落ち着きがないことが目立ちますが、大人になると不注意が目立ちます。
例えば、
職場では
そわそわしたり、貧乏ゆすりをします。また、不要な発言をします。
さらに、仕事が身に入らず集中できない、ケアレスミスをするなどがあります。

家庭では
スリルを求めて、危険な運転をして事故をおこしたり、アルコール、タバコ、買い物、ギャンブルなどに依存したり、部屋をかたずけられない、外出の時準備に時間がかかる、
お金の管理ができないなどです。

人間関係では
おしゃべりがとまらない、些細なことにも怒る、約束を守れないなどです。
従って、トラブルを起こしやすいです。

■原因

詳しい事は分かりませんが遺伝します。
脳の前頭葉のドーパミンやノルアドレナリンの機能が不足していることが分かっています。

■診断基準

(1)以下の不注意の症状のうち6つ(またはそれ以上)が少なくとも6ヵ月以上続いたことがあり、その程度は不適応的で、発達の水準に相応しないもの:
不注意
(a)学業、仕事、またはその他の活動において、しばしば綿密に注意することができない、または不注意な過ちをおかす
(b)課題または遊びの活動で注意を持続することがしばしば困難である
(c)直接話しかけられた時にしばしば聞いていないように見える
(d)しばしば指示に従えず、学業、幼児、または職場での義務をやり遂げることができない(反抗的な行動または指示を理解できないためではなく)
(e)課題や活動を順序立てることがしばしば困難である
(f )(学業や宿題のような)精神的努力の持続を要する課題に従事することをしばしば避ける、嫌う、またはいやいや行う
(g)(たとえばおもちゃ、学校の宿題、鉛筆、本、道具など)課題や活動に必要なものをしばしばなくす
(h)しばしば外からの刺激によって用意に注意をそらされる
(i )しばしば毎日の活動を忘れてしまう

(2)以下の多動性−衝動性の症状のうち6つ(またはそれ以上)が少なくとも6ヵ月以上持続したことがあり、その程度は不適応的で、発達水準に相応しない:
多動性
(a)しばしば手足をそわそわと動かし、またはいすの上でもじもじする
(b)しばしば教室や、その他、座っていることを要求される状況で席を離れる
(c)しばしば、不適切な状況で、余計に走り回ったり高い所へ上がったりする(青年または成人では落ち着かない感じの自覚のみに限られるかもしれない)
(d)しばしば静かに遊んだり余暇活動につくことができない
(e)しばしば ”じっとしていない” またはまるで ”エンジンで動かされるように” 行動する
(f )しばしばしゃべりすぎる
衝動性
(g)しばしば質問が終わる前に出し抜けに答えてしまう
(h)しばしば順番を待つことが困難である
(i )しばしば他人を妨害し、邪魔をする(たとえば会話やゲームに干渉する)

治療

1)アトモキセチンの内服
効果発現までに1月ぐらいかかることが多い
副作用;食欲不振、頭痛、悪心など
2)環境の改善
良き理解者を得る事
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