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禁煙外来(保険適用)
受動喫煙
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
睡眠時無呼吸症候群
肺癌
結核
肺血栓塞栓症

レジオネラ症
呼吸器疾患
長引く咳


呼吸器科について
呼吸器科では、気管及び気管支(空気が通る道)と肺、胸膜などの疾患を診ています。
症状としては、咳、痰、血痰、呼吸苦、胸痛などがありますが、最も多いのが咳です。
咳は、感冒、喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患であり、慢性気管支炎と肺気腫の両疾患を含みます)、肺癌、結核、肺炎、気胸、間質性肺炎などほとんどの呼吸器疾患で認められます。呼吸苦は、喘息、COPD、気胸、間質性肺炎(肺が固くなる疾患)で認められる事が多いです。検査としては、血液検査、喀痰検査、レントゲン検査、呼吸機能検査などを行っています。必要に応じて、他の病院にCT検査などを依頼する事もあります。それ以外には、禁煙外来(ニコチン依存症)を行っております。さらに睡眠時無呼吸症候群(いびきと昼の眠気が主な症状で、突然死の原因であります。)の診断およびCPAPによる治療を行っております。受動喫煙症に関しては、コチニン検査などによる診断を行っております。慢性呼吸不全(酸素が不足しており、慢性的に呼吸困難を訴える疾患)に対しては、在宅酸素療法(在宅において酸素吸入ができる)を行っております。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPD(慢性呼吸不全)は、世界的に見ても死者が多数いるにも拘らず、社会的な認知が十分とは言えない疾患です。
COPDによる死亡者数は16,639人と、年々増加傾向にあります。(2011年厚生労働省 発表)

原因

COPDを引き起こす最大の原因は、本人がたばこを吸うこと(喫煙)です(20年以上)。また他人のたばこの煙を吸わされること(受動喫煙)も発症の原因となる可能性が指摘されています。

性差

今まで男性の方が多いですが、最近では女性の喫煙率も高くなりつつあるので、今後は女性も増加すると考えられます。

症状

咳、たん、呼吸苦(息苦しい)など

診断

1)肺機能検査
肺の働きを調べる検査です。
2)血液検査
動脈の血液中に、酸素がどの程度充足しているかを調べます。
3)胸部X線写真
合併症の有無を調べ、診断を絞り込んでいきます。
4)心電図
呼吸困難と心臓との関係を調べていきます。

治療

1)禁煙をする
2)薬の内服、吸入薬(気管支拡張剤など)
3)在宅酸素療法(酸素を吸入する)

 
肺癌
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好発年齢

肺癌は40代以降で増えていき、60代〜70代でピークとなります。また喫煙される方は発症する確率が非常に高く、若い方でも発症します。

性 差

男:女=3〜4:1で男性に多い。

危険因子

1)喫煙 
喫煙指数(喫煙数×喫煙年数)が600以上は肺癌になる確率が高い。
喫煙指数が同じであれば女性の方が肺癌になる確率が高い。
肺癌患者の85%は喫煙者である。
喫煙者は非喫煙者の10から20倍の危険性がある。    
2)環境3)放射線4)アスベスト5)間質性肺炎、COPD

症 状

無症状
咳、血痰、呼吸困難、さ声(声がかれる)、胸痛
その他(呼吸器以外の症状)

診 断

症状
腫瘍マーカー(血液検査)
喀痰(細胞診断)
胸部レントゲン(喫煙者は若いときから撮影する必要があります)
CT
PET(CTよりも感受性、特異性が高い)
MRI
気管支鏡検査

治 療

1)外科的治療
2)内科的治療(抗ガン剤投与)
3)放射線照射
4)免疫治療
5)緩和治療

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結核
結核の現状

世界の人口の約3分の1が結核菌に感染し、毎年920万人が結核を発症し、170万人が死亡しています。発症はアジアが51%、アフリカが30を占めています。
我が国の結核に罹患する確率は人口10万対19.8であり、欧米の4倍以上です。

結核は空気感染をするため、密閉状態の空間であるネットカフェやカラオケボックスなどに、不特定多数の人が出入りする所から、若い人々にも結核の発病が増加 する可能性があります。特に喫煙者は発病しやすいです。また、日本でも薬剤耐性結核菌が増えており、薬剤が効かず亡くなることがあります。

罹患率が最も多いのは、大阪で2位は東京です。
新宿は東京の平均の2倍であります。

特徴

1)高齢者の発症が多い
2)重症患者が多い
3)薬が効かない症例が多い
4)集団感染が多い
5)若者の発症も増加している
6)診断の見逃し、遅れが多い
(結核を知らない医師が多いため)
7)外国人の患者が多い

症状

発熱、寝汗、体重減少、咳嗽、血痰、胸痛

検査

胸部レントゲン、喀痰検査、胃液検査

治療

抗結核剤(4剤)
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レジオネラ症
以前に当クリニカの院長が取材を受けました。
詳細はこちら
 
気胸
 
特徴

痩せ型で長身の若い男性によく自然気胸は起こる傾向があります。

症状

多くは咳、胸痛、呼吸困難が突然に出現します。
そのほかに頻脈、動悸などが見られます。
発症した頃は胸の痛みや背中への鈍い痛みを感じられることがありますが、胸部に空気が溜まると胸痛はむしろ軽減します。

診断

聴診において呼吸音減弱が見られます。
胸部レントゲン、胸部CT

治療

初期レベルでは安静にし、自然に治るのを待ちます。
軽い気胸や止血された血気胸の場合は、胸腔ドレナージ術による吸引を行います。
脱気することで、肺を膨らみやすくするためで、原因病巣の治療は別の方法で行います。
再発する自然気胸やドレーン後も治らない気胸では、嚢胞の切除手術を行います。一般的には胸腔鏡下で行いますが、開胸する場合もあります。


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長引く咳
長引く頑固な咳には、重大な病気が隠されている可能性があります。

当院で経験した疾患は、咳喘息、気管支喘息、肺癌、COPD、肺炎、マイコプラズマ肺炎、百日咳、急性気管支炎などがあります。これ以外には肺結核などもあります。

レントゲン検査、血液検査、呼吸機能検査などを行えばほとんど診断できますので、医療機関を受診しましょう。しかも、これらの病気は呼吸器専門医でないと診断できない病気であります。

長引く頑固な咳でお困りの方はご相談下さい。
血痰をきたす疾患
1) 呼吸器疾患
気管支拡張症、
肺炎や気管支炎
肺結核
肺腫瘍(良性、悪性)
肺栓塞
気管・気管支異物
2)循環器疾患
高血圧による心不全(うっ血肺)
大動脈病変
3)全身性疾患出血傾向の強い血液疾患(白血病、血友病)敗血症、
4)膠原病、
5)肝臓障害(肝硬変)
6)腎臓障害(腎不全)
7)血液凝固阻止薬投与
咳をきたす疾患
1)感冒後、急性咽頭炎、急性気管支炎、百日咳
2)気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)
3)気管支拡張症
4)肺炎、マイコプラズマ肺炎
5)肺結核
6)間質性肺炎、塵肺
7)肺塞栓症
8)肺癌、中皮腫
9)気胸、胸膜炎
10)心不全
11)逆流性食道炎
12)その他

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